「アーキニアリング・デザイン展」 東京凱旋展

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アーキニアリング・デザイン展は、
建築(アーキテクチャー)の設計・生産を支えるエンジニアリング・デザインを
アーキニアリング・デザイン(AND)と呼称し、Art と Architecture と Engineering の関係を見据え、
その歴史的発展過程から未来の建築へ向けて示唆と展望を意図したものです。

展覧会の主役は「模型」です。
世界遺産建築から最先端の建築まで、その仕組みを解剖し、子どもから建築の専門家まで、
多くの市民が楽しみながら「未来の建築世界遺産」を考えることができる場となります。

本展覧会は2009年4月より全国9会場において開催された「AND巡回展」の最後の企画となります。
市民に開かれたマルキューブの大きなアトリウム空間の中で、
新しいコンテンツや巨大な建築オブジェも加わり、
エキサイティングな展覧会となることが期待されています。 (主催者資料より)

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主催: 日本建築学会 (AIJ)
共催: 日本建築構造技術者協会 (JSCA)
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「A - Dome」
解説: 斎藤公男氏

今回の「凱旋展」のためにデザインされた「A-Dome」は
フラーの有名な言葉「宇宙船地球号」を伝えたい、という思いから始まった。
会場となるマルキューブ内に約2週間、細いアルミパイプと特殊なステンレス・ジョイントを
組み合わせてつくられる直径6mの軽快なレイヤーが出現する。
大小二つのドームが入れ子状に重なって互いを支えあうようなジオデシック構造になっており、
人力のみによる建て方に要する時間はわずか3時間。
会期中はドームのスクリーンに様々な映像が投影されると共に、
LEDによるライトアップが行われる。

「A - Dome」の照明デザイン
解説: 石井リーサ明理氏 (I.C.O.N.)

展示されている模型のオリジナル建築をスライド展示するだけでなく、
展覧会全体のシンボルとしてドームを演出するために、フルカラーLED照明が使用された。
ストラクチャー形状に即した器具を採用し、ドームと一体となった器具から、
スライド上映にあわせたプログラムが展開。
太陽光の元で建築を見ていた時代を象徴する7色のプリズムカラーや、
光源の発展を再現するさまざまな色温度のカラー照明、
構造力学の成長を表す鼓動のようなリズムの点滅シーンなど、
多様な光のボキャブラリーで建築展の内容を表現している。
複雑な多角形をなすドームの立体感と、スケルトンの透明感、そして幕のボリューム感などを
立体的に光で強調している。

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「A - dome」
設計: 斎藤公男
設計・製作協力: 日本大学理工学部 建築学科 空間構造デザイン研究室
                        栗原製作所、TONY
照明デザイン: 石井リーサ明理 (I.C.O.N.) http://www.icon-lighting.com/
映像制作: 佐藤慎也
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【使用製品】
iColor Cove MX Powercore x 20本 (ナロー10本、ミディアム10本)
ColorBlast 6 x 10台

会期
2010年2月26日(金) ~ 3月7日(日) 11:00 ~ 21:00
用途
展覧会
所在地
丸ビル(東京都千代田区) 1階 アトリウム「マルキューブ」
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撮影・提供: 石井リーサ明理 (I.C.O.N.)

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