玉川学園では、新築された「大学教育棟 2014」の前に植えられた3本のシンボリックなツリーを中心に、「光のMisty Ring」と題されたクリスマスイルミネーションが行われました。演出を手がけたのは、このキャンパスで学ぶ玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科の学生たちです。

今回のイルミネーションでは、樹木の周りにLED照明をリング状に設置。人工の霧（ミスト）を漂わせ、霧が立ちこめる林のような空間を幻想的に照らし出しています。樹木への負担を軽減するため、電飾を樹木に取り付ける手法は選びませんでした。

霧の広がり方は風によって刻々と変わり、さらにコンピュータを用いて光の色や点滅を制御することにより、見るたびに印象の異なる光景が生まれました。

玉川大学芸術学部では、アートで社会貢献ができる人材を育てることを目的に、多様な「プロジェクト型授業」が展開されています。今回のイルミネーションもプロジェクト型授業のひとつ。田中敬一教授の指導のもとで進められました。

学生たちは、ミスト発生機やLED照明の扱い方を専門家から教わりながら、機材の組み立てや実験を実施。さらにパンフレット制作などの広報活動も学生たちが行いました。
学内で身につけたことを社会に活かすプロセスを経験しながら、その成果を多くの人に見てもらうことのできる貴重な機会となりました。

玉川学園　http://www.tamagawa.jp/

玉川学園 ニュース（点灯式動画と360°ビュー）
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【使用製品】 ColorBlast 12 x 25台