アキシマエンシス (昭島市教育福祉総合センター)
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東京湾まで約40kmの位置にある昭島市。
およそ200万年前、この辺りはクジラが泳ぐ海でした。
かつての海の存在を伝えるのが、1961年に市内で発見されたクジラの化石。
以来、アキシマクジラは昭島市のシンボルとして
市民に親しまれています。
そのクジラのスケールを実感できるのが、
2020年に開業した市の複合施設「アキシマエンシス」です。
建物を訪れた人を圧倒するのが、
天井から吊られたクジラの化石の原寸大レプリカ。
夕暮れを過ぎる頃、フルカラーLED照明による光は、
全長13.5mのクジラの骨格に陰影をもたらしながら、
海に深く射しこむ光の揺らめきを空間に映します。
2022年3月以降は、国際平和への祈りを込め、
光の色をウクライナの国旗色(青と黄)に切り替えて運用。
市の歴史を伝えてきた光景に、
今を生きる人の思いや世界への視点が加わりました。
時間と空間を超えて、遠く広い世界を想像させる夜の風景は、
建物の前を走るJR青梅線の車窓からも目にすることができ、
この街の特別な存在になっています。
アキシマエンシス 公式サイト
https://www.akishimaensis.jp/
照明 : ColorBurst Compact Powercore 16台
- 用途
- 文化施設, 展示
- 設計
- 建築設計 : 佐藤総合計画
(設計協力:畝森泰行建築設計事務所)
照明設計 : 近田玲子デザイン事務所
レプリカ制作 : 中央宣伝企画 - 所在地
- 東京都昭島市
- photo
- Nacasa & Partners
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