弦理論交響曲 "Consciousness" a String Theory Symphony 第1楽章 相対性 / I. RELATIVITY

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弦理論交響曲 "Consciousness" a String Theory Symphony
第1楽章 相対性 / I. RELATIVITY

空間と時間をあわせて「時空」という概念を形成したことにより、
物理学の世界に革命を起こしたのが「相対性理論」。

この物理学の概念を、音楽を通じて表現する公演が開催されました。
舞台となったのは、京都の「花山天文台」の野外空間です。

演奏される音楽は、京都で指揮と作曲活動を続けるヤニック・パジェ氏と
物理学者 橋本幸士氏のコラボレーションによるもの。
弦理論の原理を、個性的な音の体験に解釈しなおしたものです。

パジェ氏を含む5人の音楽家は、
天文台の敷地に点在する5つの施設に分かれて演奏。
直径9mのドーム施設「本館」では、
パジェ氏がパーカッションを奏でながら指揮をします。

その指揮のもと、「別館」ではチェロ、「新館」にはヴァイオリン、
「太陽館」ではユーフォニアム、大樹の下ではクラリネットが鳴り響き、
交響曲を奏でます。

5ヶ所の音色は即時に解析されて照明の制御信号となり、
それぞれの場所を照らす光として用いられました。

離れた場所にありながらも調和してひとつの曲となる5つの音色を、
フルカラーLED照明の光が視覚的に表現。

会場を訪れた人は、音と音、光と光の間を移動しながら、
この夜だけの空間と時間を体験しました。

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演奏:ヤニック・パジェ、N’SO KYOTO

使用製品:
ColorReach Powercore RGB 4台
ColorBlast 12 31台

会期
2022年5月27日~29日
設計
照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
所在地
京都大学大学院理学研究科付属 花山天文台(京都市)
photo
(C) Sajik Kim

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