偕楽園「光の散歩道」

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日本三名園のひとつとして知られる水戸の偕楽園では、
2月から3月にかけての梅の開花にあわせ、
夜間イベント「光の散歩道」を開催。

漆黒の闇を背景に梅林や竹林が照らし出され、
春の夜だけに現れる光景とそこに漂う梅の香りを、
散策しながら楽しむことができます。

偕楽園の造成を手掛けた水戸藩の第九代藩主、徳川斉昭(なりあき)の
「陰」と「陽」の世界観において、
梅林は「陽」の代表であり、竹林は「陰」のエリアのひとつ。

光のデザインにおいても、竹林の闇を保ちつつ、
竹そのものの色合いを白色光で引き立てながら、
時おり青系の光をわずかに加えることにより、
約1000本の孟宗竹がつくる空間の奥深さや、
天に向かう竹の伸びやかな曲線を引き立てています。

偕楽園の造り手の思いを光によって描き出しながら次世代につなぐ試みは、
年を経るにつれて充実し、偕楽園の周囲にも広がりを見せています。

施主: 茨城県水戸土木事務所

照明:ColorBlast IntelliHue Powercore 8台
     白色LEDライト(高演色型) 12台

会期
初回 2019年2月23日~3月21日
設計
照明デザイン: 逢坂卓郎+ステュディオフォトン
所在地
茨城県水戸市

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