六本木ヒルズ森タワー 展望バンクエレベーター
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「上かご」では天井全体がやわらかく発光し、来館者を迎える -
春にはピンク色を基調とした光 -
夏には薄青と緑がグラデーションに -
秋を伝えるのはオレンジ色の光 -
冬には青をベースに、雪のような白い光が舞う -
多彩な光が、おもてなしの心を伝える -
低層での出発時は、周囲に合わせた白い光 -
「下かご」では天井四辺に間接照明、床は面発光 -
到着するまでに、光が移り変わっていく
地上54階建ての「六本木ヒルズ森タワー」は、
オフィスビルであると同時に、
高層階に森美術館をはじめとする文化施設を擁します。
その高層階と低層階をつなぐエレベーター5基の照明リニューアルが実施され、
2024年11月に運用を開始しました。
照明の刷新で目指したことのひとつは、蛍光灯の製造終了に備え、
天井や床に用いていた蛍光灯をLEDに変えること。
もうひとつは、光の表情を多彩に変えられる仕組みを取り入れ、
来館者に心地よい時間と空間を提供すること。
かごの構造や内装材を変えることなくフルカラーLED照明を導入し、
かごの昇降と照明が連携するシステムも採用。
施設のおもてなしの心が、光を通じて伝わる場となっています。
事業主： 森ビル株式会社
協力： 日本オーチス・エレベータ株式会社
使用製品： PureStyle IntelliHue Powercore
＊「バンク」は、階のまとまりを意味します。
- 用途
- オフィスビル、文化施設
- 所在地
- 東京都港区
- photo
- Nacasa & Partners
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